専任媒介で仲介手数料が無料になる訳とは?
コラム | 不動産知識
2023/11/23
専任媒介で仲介手数料が無料になる訳を知っていますか?
専任媒介で仲介手数料が無料になる訳についてあまり知らない方が多いと思います。
仲介手数料無料って言われたけど、何か裏があるんじゃないの?なんで無料でできるのと疑問に思われた方もいらっしゃると思います。
そんな方向けに専任媒介で仲介手数料が無料になる訳について紹介したいと思いますので読んでみて下さい。
専任媒介で仲介手数料が無料になる訳についてすでに知っているという方も改めて確認するつもりで読んでみる事をおすすめします。
この記事は、東京で不動産売買、建築に関わるお仕事を20年以上経験している不動産営業マンによって監修されていますので安心してお読みいただけます。
| この記事の監修者 |
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田中利貴文 |
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宅地建物取引士、一級建物アドバイザー、住宅ローンアドバイザー。 大工として7年間現場を経験し、その後現場監督として5年間建築に関わる。その後、不動産会社に入社。入社より2年で、トップセールスを達成。 2012年8月に独立し不動産売買仲介を主にした株式会社レンズを創業。創業から11年目にして売り上げは、毎年右肩上がり。独自の住宅ブランド「インフィーア」は、独自性があり性能が高いと好評。 趣味は、ツーリングで自然を見に行くのと、筋トレ、読書。 |
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専任媒介で仲介手数料が無料になる訳とは?

◼︎売主から仲介手数料をもらっている
両手仲介と片手仲介の2つのパターンがあります。
両手仲介は、売主からのみ仲介手数料をもらい、買主の仲介手数料が無料になります。
不動産会社は売却活動の成功報酬として売主から手数料を受け取り、買主からの仲介料を無料にするビジネスモデルを採用していることがあります。
不動産購入時に仲介手数料が無料になるのは、売主からのみ仲介手数料を受け取るビジネスモデルを採用しているからです。
片手仲介は、売主と買主が異なる不動産会社と契約しており、それぞれの不動産会社同士が事務連絡や交渉を行って売買取引を成立させる形態です。
◼︎買取業者から仲介手数料をもらっている
不動産売却時に仲介手数料が無料になる理由の一つは、仲介に入った不動産会社が買取業者から仲介手数料を受け取っていることがあります。
一般の方が買主になる代わりに、買取業者が買主となり物件を売却することがあります。
買取業者から仲介手数料を得ることで、不動産会社は収入を得ることができ、それにより売る側(売主)への手数料が無料になることがあります。
この場合、両手仲介となり、売主と買主のどちらかが仲介手数料を支払えばもう片方は無料になるというビジネスモデルが採用されています。
買取業者が不動産会社へ仲介手数料を支払う理由は、不動産会社が重要な仕入れ先であるからです。
買取業者は物件を仕入れて再販売することで利益を上げるため、不動産会社の仲介は欠かせないものとなっています。
物件の仕入れに感謝の意味を込めて、買取業者は不動産会社へ仲介手数料を支払います。そのため、買取業者が買主になる場合には、売主は仲介手数料が無料になることがあります。
◼︎別の項目で請求している
不動産売却時に仲介手数料が無料になる理由の別のパターンとして、仲介手数料以外の項目で費用を請求している場合が考えられます。
具体的な例として以下のような手数料が挙げられます。
・コンサルティング手数料
・物件調査費
・広告宣伝費
上記の手数料は、本来不動産会社に直接支払う必要がないものです。
法律で仲介業務に必要な費用以外は売主に直接請求できないように規定されています。
通常、仲介業務に必要な費用は仲介手数料から賄われるべきです。
仲介手数料を無料にすることは、不動産会社が本来自社で負担すべき仲介業務に必要な費用を負担することを意味します。
売主が特別に依頼した業務については、その実費を仲介手数料とは別に請求できることがあります。
例えば、リスティング広告やフルカラーのチラシの作成などが挙げられます。
不動産会社から費用明細をもらう際には、仲介手数料以外の項目に関しても確認しておくことが重要です。
不明な点があれば、不動産会社に確認するようにしましょう。
仲介手数料無料の不動産会社へ依頼するメリット

◼︎不動産購入費以外に必要な費用に使える
購入時に仲介手数料が無料になるメリットは、初期費用を節約できるため、その分を引越し費用や家具、家電の購入費用などに当てることができます。
例えば、2,000万円の中古住宅の仲介手数料が66万円だとすると、この節約分が新しい生活に必要な出費に活用できます。
仲介手数料の上限は法律で規定されており、物件価格によって計算されます。
◼︎ローンを安くできる
仲介手数料が無料になると、購入時に利用する住宅ローンの借入額を減らすことができます。
例えば、3,000万円の中古マンションの仲介手数料が96万円だとすると、この金額が無料になることで住宅ローンの借入額が減り、それに伴う利子も削減されます。
このメリットにより、実際の経済的な利益が得られるだけでなく、住宅ローンの審査通過や低金利の可能性も高まります。
◼︎全体的な費用を抑えられる
物件価格に応じた高額な仲介手数料を節約できる点です。
これは、物件の価格が高いほど仲介手数料もそれに比例して高くなるため、手数料無料は経済的な負担が減ります。
例えば、2,500万円の中古マンションの仲介手数料が81万円である場合、この金額が無料になることで、売主はその分の費用を抑えることができます。
仲介手数料無料の不動産会社へ依頼するデメリット

◼︎全ての物件が無料になるわけではない
全ての物件が無料になるわけではないというデメリットがあります。
不動産会社が取り扱う物件のうち、片手仲介の場合は、仲介手数料無料にするのが難しいためです。
片手仲介では、買主側の不動産会社も仲介手数料を確保する必要があり、それが無料になることは通常考えにくいです。
仲介手数料無料の不動産会社が企業努力で経費削減や経営効率化を図り、その分仲介手数料を無料にできる場合もあれば、別途費用や他の手数料を設定している場合もあります。
物件ごとに仲介手数料のルールが異なるため、具体的な物件や契約条件を確認することが重要です。
◼︎物件の売却価格が安くなる可能性がある
仲介手数料が無料になる代わりに買取業者に売却する場合、物件の売却価格が相場よりも安くなるデメリットがあります。
買取業者は物件を再販する際の経費や利益を考慮し、相場よりも低い価格で買い取りを希望することが一般的です。
手っ取り早くスムーズに物件を売却できる一方で、売主が物件を高く売りたい場合は検討が必要です。
仲介手数料無料の会社がおすすめの人

ローンを安く抑えられる
不動産購入時に仲介手数料無料の会社へ依頼するのにおすすめなのは、住宅ローンの借入額を減らしたい人です。
仲介手数料が無料になれば、その分の金額を住宅ローンで借りる必要がなくなり、結果的にローンの借入額を減らすことができます。
特に、借入額を少しでも抑えたい方にとって、仲介手数料無料の会社は役立つでしょう。
◼︎全体的な費用を抑えたい人
不動産購入時と売却時に共通して仲介手数料無料の会社がおすすめなのは、できるだけ費用を抑えたい人です。
購入時には他の費用に活用できて、売却時には得られる利益を増やすことができるからです。
買主が買取業者の場合は慎重が必要で、一般の方が買主なら相談しやすい不動産会社に依頼すると安心です。
総合的な金額とサービスを検討して、費用を抑えながら安心して売買できるよう心掛けましょう。
自分に合う仲介手数料無料の不動産会社の見つけ方
◼︎仲介手数料以外に必要な費用を確認する
仲介手数料無料と宣伝している不動産会社でも他の費用が発生することがあります。
費用について明確に説明し、見積もりを提供してくれる不動産会社を選ぶことが重要です。
良い不動産取引を行うためには、納得いくまで相談し、条件や費用についてしっかりと確認することが大切です。
◼︎取扱物件の数が多い会社を選ぶ
取り扱い物件の充実度は、不動産取引において重要な要素の一つです。
物件が豊富な不動産会社は、買主にとっても売主にとっても選択肢が広がり、円滑な取引が期待できるでしょう。
不動産取引を進める際には、信頼性や評判も確認し、バランス良くサービスが提供されている不動産会社を選ぶことが大切です。
仲介手数料よりも高く売れるように工夫する
◼︎購入希望者をたくさん集める
希望者が複数現れると、お互いに競い合って、売り出し価格の変更なしで物件を販売できることがあります。
購入意欲を引き出すためには、適切な売り出し価格を設定し、物件情報には魅力的な写真を多用するなど、不動産会社のセールス力が鍵となります。
高値で取引するには、高いセールス力と信頼性のある不動産企業を選ぶことが最も重要です。
◼︎内覧を成功させるように努力する
内覧時に良い印象を与えることで、値下げを最小限に抑えて物件を販売できる可能性が高まります。
片付けや掃除だけでなく、プロのハウスクリーニングや魅力的な室内を演出する家具などを利用し、購入希望者に物件の魅力をアピールすることで、内覧の成功率を向上させましょう。
◼︎売却時期を調節する
不動産の売れやすい時期が存在します。
年度が変わる3月前後は、異動、転勤、進学、入学などによる転居が増加し、これに伴って不動産市場も活気づきます。
急いで購入を検討している人が増えるため、他の時期よりも値引き交渉が難しくなります。
売却の時期を選べるなら、3月に成約を目指して売り出すことで、高値での売却が期待できます。
仲介手数料無料や値引きだけがお得な方法ではありません。
信頼性のある不動産会社を選び、高値での売却を目指して成功させましょう。
仲介手数料の値引き交渉をするのもおすすめ
仲介手数料が無料または割引されていない不動産会社でも、交渉次第で値引きが可能です。
不動産会社は、上限まで手数料を決める権限がありますので、事前に相談して値引きの余地があるか確認することが重要です。
重要なのは、不動産会社と媒介契約を結ぶ前に値引き交渉を行うことです。
媒介契約が成立すると、手数料の値引きが難しくなる可能性があるため、契約前に値引きが可能かどうかを相談してみましょう。
確定申告で控除を受けるのもアリ
不動産の売却で利益が発生すると、翌年に確定申告が必要です。
売却益に課される税額は、各種の控除を適用することで減額や非課税になる場合があります。
損益が出た場合も、他の所得と損益を通算して税金を抑えることができます。
例えば、マイホーム売却時には3,000万円の特別控除があるため、売却益が3,000万円以下なら非課税となります。
控除や特例の詳細は不動産会社に相談し、確定申告を通じてお得に不動産を売却することをおすすめします。
まとめ

今回は、専任媒介で仲介手数料が無料になる訳について詳しく紹介しました。
専任媒介で仲介手数料が無料になる訳について知りたかった方は参考になる内容が多かったのではないでしょうか。
紹介した内容を参考にして専任媒介で仲介手数料が無料になる訳に関する知識を深めて下さい。
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