不動産購入時に決めておくべきことリスト
コラム | 不動産知識
2023/09/23
結婚して同棲して数年経っているのでそろそろマイホームを購入したい!
家族が増えるので広いところに引越したいなど不動産購入を決める理由は様々です。
ご家族ともにマイホームを買いたいというゴールは一緒でも、具体的にどんな条件が希望なのかを話し合えていない夫婦も多いのではないでしょうか?
ほとんどの方にとって、不動産購入は人生の中で最も大きな投資・買い物の一つであり、慎重に計画・検討が必要です。そんな人生で一回かもしれない大きな出費で失敗しないためにあらかじめ決めておくこと、夫婦で話し合っておいた方がいいことをご紹介します。
よく不動産会社に相談にきたお客様の中でも、夫婦の意見がまとまっていなかったり、
物件選び中に意見の食い違いがでて喧嘩になるケースも多々あります。
事前にお互いを理解し合いしっかり話を詰めておくことで、大切な時間を物件の内見に多く使えるメリットがあります。
この記事を読むことで不動産会社に相談に行く前に、あらかじめ決めておくべきことがわかります。また、この記事の話し合うべきことリストをノートに書いて持っておくことで不動産会社に行った時でも条件を伝えるのが簡単になります。
この記事は、東京で不動産業界、建築業界歴20年以上の不動産売買仲介を専門とした不動産会社によって執筆・編集されていますので安心してお読みいただけます。
| この記事の監修者 |
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田中利貴文 |
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宅地建物取引士、一級建物アドバイザー、住宅ローンアドバイザー。 大工として7年間現場を経験し、その後現場監督として5年間建築に関わる。その後、不動産会社に入社。入社より2年で、トップセールスを達成。 2012年8月に独立し不動産売買仲介を主にした株式会社レンズを創業。創業から11年目にして売り上げは、毎年右肩上がり。独自の住宅ブランド「インフィーア」は、独自性があり性能が高いと好評。 趣味は、ツーリングで自然を見に行くのと、筋トレ、読書。 |
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「理想の家をできるだけたくさん書き出すそう!」

広くて駅から近くて人気のエリアに住みたいというドリームハウス像は誰にでもあると思います。
最初の段階ではあったら嬉しいものを話し合って書き出してみよう!
では実際に、どんなことを決めておくといいの?
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理想的なお家を考える
・物件種別(戸建て・マンション)
・間取り
都心部や郊外でやや標準は違いますが、一般的な目安は以下です。
戸建ての間取りで多いのは4LDKでマンションだと3LDKが一般的です。
例外としてリビングを広くしたいするために部屋数を減らしているケースもあります。
話し合うポイントとして、
・夫婦の寝室
・仕事部屋は必要?
・子供部屋(将来増えることも想定して)
があります!
例えば、4人家族の場合、
夫婦の寝室、仕事部屋、子供部屋2部屋だと4部屋必要になります。
夫婦どちらもリモートワークをしているケースだと、
同じ仕事部屋で働けるのか?一人は寝室またはリビングにデスクをおくのかなどを検討することで部屋数を節約することができます。
国交省が出している「居住面積水準」によると、
都市部で豊かな生活を送れる面積として、3人家族で75平米以上、4人家族で95平米以上となっており、
郊外だと3人家族で100平米以上、4人家族で125平米以上です。
(参照:国土交通省 住生活基本計画における「水準」について)
それではそれぞれの面積あたりの間取りの面積はどのくらいでしょうか?
(都心部の場合目安)
戸建て
3LDK:約25坪(82.6平米)以上
4LDK:約29坪(95.9平米)以上
マンション
3LDK:約22.6坪(70平米)以上
4LDK:約21.2坪(75平米)以上
(郊外の場合目安)
戸建て
3LDK:約30坪(100平米)以上
4LDK:約37.8坪(125平米)以上
マンション
3LDK:約21.2坪(75平米)以上
4LDK:約24.2坪(80平米)以上
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広さ
部屋数のほかに、リビングや浴室それ以外の場所はどのくらいの面積を確保したいのかを決める必要があります。
平均的なリビングの広さは、16~20畳です。
ゆとりのあるリビングにしたい方は20畳以上確保することをおすすめします。
しかし、リビングを大きくしたい、でも部屋数も4部屋確保したい!となると、平均的な面積より大きいお家にする必要があります。
-
グレード
注文住宅にする場合や分譲住宅、マンションにする場合でも様々なグレードの物件があります。どのレベルのグレードにするかによって価格も変わってきます。
グレードが大きく変わってくる項目としては以下があります。
戸建て
・キッチン
・浴室
・外構部分
・ルーフバルコニーの有無
・収納(パントリーなど)の有無
マンションだとほとんどの場合、仕様が良いものが多いです!
戸建ての場合より土地代を節約しながら、その分仕様をあげているケースがほとんどだからです。
マンション
・キッチン
・浴室
・バルコニーの広さ
・収納(パントリーなど)の有無
・エントランスや共有部分の充実度
-
住みたいエリアを決める
不動産はどんなものでも動かせないため、立地が一番大切とも言えます。
そのためあらかじめどんな場所に住みたいのかを決めることは最も重要なこととも言えます!
考慮すべきこととして、
・沿線
・駅距離
・学区
・スーパーやコンビニ、病院等の生活に必要な施設への距離
・公園や海川山などの自然が近くにあるか
などがあります。
通勤や通学または趣味や習い事などへのアクセスを検討します。
電車が利用できる地域だと、実質の距離は遠いけど電車だと特急が使えるから便利なエリアなど穴場を探すこともできます。例えば、東京都心によく行くけど、都心には住めない方でも横浜だと特急で行きやすいななどがあります。
その時のデメリットとして、電車に乗り遅れてタクシーなどを利用すると高額になることがあります。
または、電車や公共機関はほとんど利用しなくて車メインの生活の場合、
駅から遠くても良いとなるとよりリーズナブルな価格に抑えることもできます。
小中学生の子供がいらっしゃる方の場合で、公立の学校を検討されている方だとその学校の学区を意識する必要があります。学校によって評判やレベルが異なるため学区を選択することも子供の教育に重要な要素となります。
日常生活に必要な施設である、スーパーやコンビニ、病院からの距離も後々生活の質に関わってくる重要な要素です。
車を利用できる方だと、買い物した商品を運ぶのにも便利ですが、
徒歩の場合だと歩いてお店にいって購入したものを運ぶとなると、かなりの重労働になります。最近はネットスーパーも利用できるためお店から離れていても問題ないケースもありますが、いますぐに欲しいものが合った場合に離れていると結構不便です。
物件探しをしているときは考えることが多くて、忘れがちですが、リラックスできる自然がある環境かも「質の良い生活」をする上で大切な要素です。
人は自然と共存していて、無意識のうちに自然を感じることでリラックスしていたりストレス軽減をしていたりします。
都心で自然が少ないエリアや窮屈なエリアだと知らないうちに、苦しさを感じてしまいます。
そこで近くに自分がリラックスできる場所があるか、または車でいけるかなどを考えることもおすすめです。
- 予算
こんな家に住みたいという理想像はたくさんあっても、全てのグレードをあげてしまうと予算がオーバーしてしまいます。
今それぞれあげた希望の条件から実際にどのくらいの予算を組めるのか現実的に考える必要があります。
住宅ローン
他に借り入れがある場合や職種や勤めている会社によっても異なってきますが、簡易的に計算すると住宅ローンの平均として年収の7~10倍が目安となります。
また一人でローンを組むのか、夫婦でペアローンを組むのかの選択肢もあります。
諸経費
物件価格以外に必要になってくる費用として、以下があり物件価格の8~10%を必要経費として考える必要があります。これらの諸経費は別途ローンを組むか現金で支払う必要があります。
・売買契約書等の印紙税(印紙代)
・仲介手数料
・登記費用
・住宅ローン借入れのための費用
(事務取扱手数料、保証料、団体信用生命保険の保険料など)
・火災保険料・地震保険料
・固定資産税等精算金
・不動産取得税
頭金
欲しい物件に対してローンがどのくらい利用することができるのかを計算し、物件価格よりローンできる金額が低い場合は現金を用意する必要があります。
月々にいくら払える想定
住宅ローンの限度が出ても、実際にそれが毎月支払える金額とは限りません。
それぞれの家庭で、他の出費が多い場合や貯金をしておきたい場合もあるので、
逆算して月額に支払える金額を出す必要があります。
その金額からローンを組める金額を考慮する必要があります。
また年収が高くても、車のローンや他のローンがある場合には限度額に影響してきますので、あらかじめ返済することも検討しておいた方が良いでしょう。
-
いつまでに住みたい
不動産は一物一価で同じものは二つとありません。
購入したい時期も大切な要素となってきます。
そこでいつまでに引越したいなどの目安を決めて、物件選びに折り合いをつけていくことも必要です。
⬛︎ まとめ

予算が無限にない限りは、物件選びで完璧を達成することはなかなか難しいことです。
要望もかなり多く出てくると思いますが、話し合いの最初では、それぞれの項目で条件をできるだけたくさんあげて後で絞って優先順位をつけていくと本当に希望している物件に出会えます!
80%の要望が叶うとかなりいい線行っていると言えますよ!
不動産屋に行く前に決めておくべきことをまとめると以下です。
それぞれこの記事にそって決めておいてより良い物件選択ができることを願っています!
・物件種別(戸建て・マンション)
・間取り
・広さ
・グレード
・場所
・予算
・ローン
その他の、不動産売買に関しての以下の記事も併せてご覧ください。
不動産売買の仲介手数料の費用相場とは?
https://regavel-auction.com/info/604/
不動産売買の消費税の基礎知識を紹介
https://regavel-auction.com/info/618/
個人間で不動産売買をする時の契約書の作り方とは?
https://regavel-auction.com/info/603/
不動産売買事例を調べる方法とは?売却相場を調べる方法も紹介
https://regavel-auction.com/info/619/
その他の、確定申告に関しての記事は以下もぜひご覧ください。
不動産売却をした時に確定申告は不要?確定申告に必要な書類も紹介
https://regavel-auction.com/info/620/
不動産売却の確定申告必要書類とは?
https://regavel-auction.com/info/616/
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