家を高く売るコツとは?高く売るためにしてはいけない事も紹介
コラム | 不動産知識
2023/10/07
家を高く売るコツを知っていますか?
不動産取引は大きなお金が動く取引になってきますので、慎重に行なってできるだけ高値で売却したいですよね?
そんな方向けに家を売るコツや高く売るためにしてはいけない事について紹介したいと思いますので読んでみて下さい。
家を売るコツや高く売るためにしてはいけない事についてすでに知っているという方も改めて確認するつもりで読んでみる事をおすすめします。
この記事は、東京で不動産売買、建築に関わるお仕事を20年以上経験している不動産営業マンによって監修されていますので安心してお読みいただけます。
| この記事の監修者 |
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田中利貴文 |
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宅地建物取引士、一級建物アドバイザー、住宅ローンアドバイザー。 大工として7年間現場を経験し、その後現場監督として5年間建築に関わる。その後、不動産会社に入社。入社より2年で、トップセールスを達成。 2012年8月に独立し不動産売買仲介を主にした株式会社レンズを創業。創業から11年目にして売り上げは、毎年右肩上がり。独自の住宅ブランド「インフィーア」は、独自性があり性能が高いと好評。 趣味は、ツーリングで自然を見に行くのと、筋トレ、読書。 |
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家を高く売るコツ

家を高く売るには様々なコツがあります。
コツを掴んでできるだけ高く売れるようにしましょう。
◼︎ 複数社比較する
家を高く売りたいなら、複数の不動産仲介会社に査定を依頼するのがおすすめです。
具体的には3〜5社程度の査定依頼をするのがおすすめで、不動産仲介会社ごとに得意分野やエリアが異なるため、初めて家を売る人にとってはその違いを見抜くのは簡単ではありません。
複数の不動産仲介会社に査定を依頼し、その結果を比較することで、良い不動産仲介会社を選べる可能性が高くなります。
競合よりも極端に高い査定価格を提示してくる不動産会社も存在します。
こういった会社に依頼すると、売るのが難しくなり、最終的には価格を大幅に下げる事になってしまいます。
これを避けるために、査定価格を見る際は根拠を確認し、他社の査定額と比較する必要があります。
◼︎ 売るタイミングを見極める
売るタイミングを見極める必要があります。
通常、不動産仲介会社では、9〜10月、2〜3月など、転勤や進学など人の移動が多い時期が繁忙期とされています。
この時期に売ることで、多くの人にアプローチしやすくなります。
家を売るには査定から売却活動までに2週間〜1ヶ月程度の時間がかかることが一般的です。
そのため、事前にスケジュールを確認し、繁忙期のタイミングに売却活動が行えるように調整する必要があります。
◼︎ 内覧の時の見せ方を考える
興味を持った買主に良い印象を与えることが契約につながる鍵となります。
内覧時には、キッチンや浴室、洗面所などの水回りや目につく箇所を清潔に保つと良いです。
清掃が難しい場合は、ハウスクリーニングを検討するのもおすすめで、売主が同席することも可能です。
近隣の買い物施設の状況など、リアルな生活情報を伝えることができるメリットがあります。
そのため、買主にとって物件の魅力がより伝わりやすくなるでしょう。
◼︎ 周りの売却相場を確認する
家を売る際には、周りの売却相場を把握することが重要です。
買主は、希望エリアの複数の物件を見ながら比較検討します。
相場よりも高い価格設定になっていると、売れる可能性が低くなります。
そのため、相場より高い価格設定の場合は、値下げなどを検討する必要が出てきます。
築古でも手入れが行き届いた状態の良い物件であれば、相場よりも高く売れる可能性もあります。
周辺相場と売る物件の状態などを把握した上で、適切な売出し価格を設定することが大切です。
◼︎ ホームインスペクション(住宅判定)
家を高く売る方法として、ホームインスペクションを活用するのもおすすめです。
ホームインスペクションは、専門資格を持つ第三者に家の状況を調査してもらうもので、これにより買主が安心して購入するきっかけになり、ホームインスペクションをする事で、売れる可能性が高くなります。
高く売るためにしてはいけない事

高く売るためにしてはいけない事がいくつかあります。
売る際の参考にしてみて下さい。
◼︎ 事前に相場を調べたりしない
不動産仲介会社に査定を依頼する前に気を付けるべき事があります。
自分で相場を調べることが重要で、不動産会社に査定を依頼する前に相場を把握しておくと良いです。
相場を調べずに不動産仲介会社の話を聞くと、査定額の妥当性を判断できず、質問が曖昧になってしまい、質問の機会が有効活用できないというデメリットがあります。
これらのデメリットを避けるためにも、事前に相場を調べることをおすすめします。
◼︎ 1社だけ見積もりをとる
不動産を売る際は、複数の不動産仲介会社に査定を依頼すると良いです。
1社だけ見積もりを依頼するよりも客観的な市場相場を把握でき、適正な査定額を判断する材料になります。
複数の不動産仲介会社の査定を受けることで、適切な価格設定が可能になり、最終的な売却価格を決めやすくなります。
査定額が適正であるかどうかを確認するためには、複数の査定結果を比較する事をおすすめします。
◼︎ 必要な費用を調べない
家を売る際に必要な費用があります。
一般的に、売る時に発生する主な費用と税金は以下の通りです。
・不動産会社の仲介手数料
不動産会社に支払う売買契約の仲介手数料
・印紙税
契約書類に必要な印紙代
・登記費用
不動産の所有権を変更するための登記手続きにかかる費用
・譲渡所得税と住民税
不動産を譲渡する際に得た所得に対する税金
・抵当権抹消費用
抵当権を抹消するための手続きにかかる費用
・ハウスクリーニング費用
不動産を綺麗にするための清掃費費用
・測量費用
不動産の正確な寸法を測るための費用
上記の費用は、事前にしっかりと見積もっておく必要があります。
そうする事で、最終的な利益が予想以上に減少することを避けることができます。
◼︎ 売買契約書を確認しない
売買契約の際に不動産仲介会社から、売買契約書の重要事項について説明を受けます。
この契約書に署名すると、後から内容を変更することはできません。
売買契約後に売主の都合で売買をキャンセルする場合、違約金が発生する可能性があります。
そのため、売買契約前に契約書の内容を十分に理解し、質問や疑問点があればきちんと確認すると良いです。
後から変更やキャンセルにならないように事前の確認を十分に行いましょう。
◼︎ 早く売ろうとする
家の売る場合、通常、計画的に進める必要があります。
急いで売買契約を結ぶと、焦って価格を下げる可能性が高くなります。
基本的には、売買契約を結ぶまでに約6か月の時間がかかると考えておくと良いでしょう。
緊急で売却が必要ない場合は、焦らずに慎重に進めると良いです。
余裕のあるスケジュールを立てる事をおすすめします。
◼︎ 価格を安くする
家の売却価格を決定する際は、買主からの値引き交渉をされるため、最終的な売却価格は売出し価格よりも安くなる傾向があります。
そのため、最低限設定した価格よりも少し高めの売出価格を設定すると良いです。
そうする事で、値引き交渉が行われても、最終的な価格が設定した最低価格を下回らないようにすることができます。
慎重に売出価格を設定し、交渉の余地を残しつつ、納得のいく取引ができるように心掛けましょう。
◼︎ 内覧前に片付けをしない
内覧前に掃除やクリーニングを行うと良いです。
物件が清潔で整頓されていると、内覧者に良い印象を与え、価格交渉の余地がなくなる可能性が高いです。
汚れや乱雑な状態だと、内覧者の興味がなくなり、価格交渉が厳しくなります。
売却価格が下がってしまう可能性もありますので、事前にできる範囲で整理整頓を行い、清潔な状態に保ちましょう。
◼︎ 計画性なくリフォームする
売却する家を計画性なくリフォームするのは避けたほうが良いです。
特に古い家の場合、自分でリフォームしたいと考える買主も多く、自分の好みに合わせてリフォームすることを好む傾向があります。
買主がリフォームを望むことで、リフォームしたとしても価格に十分な反映がされない可能性があるため、無駄なリフォーム費用がかかる可能性もあります。
そのため、リフォームの必要性や適切な内容については、不動産仲介会社と相談するのがおすすめです。
専門家の意見を取り入れつつ、効果的なリフォームを検討するようにしましょう。
◼︎ 税控除を調べたりしない
不動産売却に際しては、譲渡所得税に関する特例があります。
特例を活用することで、最終的な利益を増やすことができます。
具体的には、住宅取得等資金の特例や中古住宅等の取得の際の特例などがあります。
事前にこれらの特例を調査し、専門家や税理士とも相談することで、最適な売却戦略を立てることが重要です。
税金は、売却利益を増やすために欠かせない要素です。
◼︎ ローンの残りを確認しない
住宅ローンを借入れている場合、売却前にはローンを完済する必要があります。
売却価格がローン残高を上回るかどうかを事前に確認することが重要です。
もし売却価格がローン残高を下回る場合、売買が延期されるか取り消される可能性があります。
◼︎ ローンを組んでいる金融機関に連絡しない
住宅ローンを完済する際には、金融機関による「抵当権」を抹消する手続きが必要です。
抵当権は、金融機関が住宅ローンの担保として設定する権利であり、ローン完済時に抹消されます。
売却資金で住宅ローンを完済できない場合は、「任意売却」という選択肢があります。
任意売却とは、売却価格がローン残高を下回る場合に債務者(売主)と金融機関との間で合意を得て、不動産を売却する手続きです。
◼︎ 売る側が不利になる情報を隠す
契約不適合責任は、不動産売買において重要です。
売主が買主に対して、物件の破損や不具合などの隠れた欠陥について補償する責任を負うものであり、契約時に伝えた内容と実際の物件の状態が異なる場合、買主は損害賠償や代金減額を請求できます。
売主は、物件の情報を正確かつ完全に伝える責任があり、これに反するとトラブルの元になります。
徹底的な物件チェックと誠実な情報伝達が重要であり、買主が納得した上で契約を結ぶことが大切です。
最新の法令や制度の変更にも注意しましょう。
まとめ

今回は、家を売るコツや高く売るためにしてはいけない事について詳しく紹介しました。
家を売るコツや高く売るためにしてはいけない事について知りたかった方は参考になる内容が多かったのではないでしょうか。
紹介した内容を参考にして家を売るコツや高く売るためにしてはいけない事に関する知識を深めて下さい。
その他の、不動産売買に関しての以下の記事も併せてご覧ください。
不動産売買の仲介手数料の費用相場とは?
https://regavel-auction.com/info/604/
不動産売買の消費税の基礎知識を紹介
https://regavel-auction.com/info/618/
個人間で不動産売買をする時の契約書の作り方とは?
https://regavel-auction.com/info/603/
不動産売買事例を調べる方法とは?売却相場を調べる方法も紹介
https://regavel-auction.com/info/619/
その他の、確定申告に関しての記事は以下もぜひご覧ください。
不動産売却をした時に確定申告は不要?確定申告に必要な書類も紹介
https://regavel-auction.com/info/620/
不動産売却の確定申告必要書類とは?
https://regavel-auction.com/info/616/
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