不動産オークションサイトとは?
コラム | 不動産知識
2024/07/26
不動産オークションサイトを知っていますか?
不動産のオークションサイトってなに?某有名サイトのオークションのように不動産も扱えるの?そうだったらすごいよね?と思っている方もいらっしゃると思います。
そんな方向けに不動産オークションサイトについて解説したいと思いますので読んでみて下さい。
不動産オークションサイトについてすでに知っているという方も改めて確認するつもりで読んでみる事をおすすめします。
この記事では以下の内容について解説していきます。
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・不動産オークションサイトとは?
・不動産オークションの種類
・オークション方式の違い
・オークションサイトでの不動産オークションの流れ
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この記事は、東京で不動産売買、建築に関わるお仕事を20年以上経験している不動産営業マンによって監修されていますので安心してお読みいただけます。
この記事の監修者 |
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田中利貴文 |
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宅地建物取引士、一級建物アドバイザー、住宅ローンアドバイザー。 大工として7年間現場を経験し、その後現場監督として5年間建築に関わる。その後、不動産会社に入社。入社より2年で、トップセールスを達成。 2012年8月に独立し不動産売買仲介を主にした株式会社レンズを創業。創業から11年目にして売り上げは、毎年右肩上がり。独自の住宅ブランド「インフィーア」は、独自性があり性能が高いと好評。 趣味は、ツーリングで自然を見に行くのと、筋トレ、読書。 |
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不動産オークションサイトとは?
まず、通常の不動産取引の形態についてご説明致します。
◼︎ 仲介
まず仲介では、不動産会社が売却依頼を受け、広告などで購入希望者を探します。
購入希望者が内見を行い、双方が納得すれば売買契約を締結して完了です。
◼︎ 買取
仲介売却では、不動産会社が売主と買主の間で仲介業務を行いますが、買取では不動産会社(買取業者)が売主から直接不動産を買い取ります。
◼︎ 競売
競売は、債務者(物件の所有者)が住宅ローンを滞納した際に行われる売却方法です。
住宅ローンの支払いが滞ると、債権者である金融機関などが裁判所に申し立てを行います。裁判所は不動産を差し押さえ、競売にかけて売却します。
競売の際の金額は住宅ローンの返済に充てられますが、基本的に安く売却されるため、住宅ローンの完済は難しいです。
不動産オークションは、売却形態としては競売と同じですが、売主に売却の決定権があります。
一方、競売では売主(債務者)に決定権はありません。
また、不動産オークションよりも競売の方が早く売却することに焦点を当てているため、売却価格が安くなることが多いです。
さらに、競売では一度の入札しかできませんが、不動産オークションでは入札価格の更新が可能です。
オークションサイトでの不動産オークションの流れ
◼︎ 不動産会社に不動産オークションの相談をする
オークションサイトに物件情報を掲載する前に、不動産会社に不動産オークションに出品したい旨を相談しておくことをおすすめします。
オークションサイトへの申し込みは、不動産会社を介して行う場合もあるためです。
また、売主自身が直接サイトに物件情報を登録する場合でも、不動産会社に相談して不動産の売却相場を知っておくことが高値での売却の鍵となります。
相場のほかにも、出品条件やスケジュールなども詰めておきましょう。
不動産売買契約の締結の際には、不動産会社のフォローが必要不可欠です。
したがって、アドバイザーとして不動産会社の協力をあらかじめ仰いでおくという意味でも、早めに不動産会社に相談しておくことをおすすめします。
◼︎ オークションサイトに物件情報を掲載する
不動産会社への相談を終えたら、オークションサイトに物件情報を掲載しましょう。
この際、オークションサイトと媒介契約を締結しなければならないこともあります。
媒介契約を締結する場合は仲介手数料が発生することに注意が必要です。
仲介売却では約3か月程度の期間を見込んでの売り出しとなりますが、オークションでは1か月〜1か月半程度の期間で成約することが多いようです。
入札方法についてはサイト側であらかじめどの方法を採用するか決まっていることが多いので、入札方法に基づいて最低売却価格を設定しましょう。
それぞれの入札方法で、最低売却価格の決め方にポイントがあります。
・競り上がり方式
最低売却価格は低めに設定した方が、より多くの入札者を集めることができます。
・ポスティング方式
最低売却価格を低く設定しすぎると、本来売却できた価格よりも安い価格での入札が増えてしまうことが多いです。
そのため、価格を低く設定しすぎないことが重要です。
どちらの方式でも低すぎる売却価格を設定すると、かなり安い価格での売却となってしまうことがあるので注意しましょう。
ほかにも投稿前に土地や建物の欠陥についてどうするか、土地の境界の明示の必要性などをあらかじめ決めておくと良いでしょう。
◼︎ 入札開始
物件情報と最低入札価格の登録ができたら、いよいよ入札開始です。
売主が指定した日から入札が可能になります。
◼︎ 落札者が決定する
入札開始から設定された期限の終了までに入札者を募集したあと、期限がきた時点で最も良い条件(金額または契約条件)を提示した購入希望者が落札者となります。
ポスティング方式も、競り上がり方式と同じように最も良い条件の人が落札者となるのが一般的です。
◼︎ 売買契約を締結する
落札者が決まれば次に不動産についての売買契約を行います。
個人間のやり取りであれば、仲介や買取のような不動産会社が存在しないまま、売買契約をする可能性があります。
オークションサイトによっては落札後に不動産会社を紹介してくれるものもあります。
しかし、紹介してくれないからといって個人間だけで契約するのはおすすめできません。
個人間の売買契約は、後々トラブルに発展することもあるので、トラブル防止のためにも不動産会社にあらかじめ仲介を依頼しておきましょう。
まとめ
今回は、不動産オークションサイトについて詳しく解説しました。
不動産オークションサイトについて知りたかった方は参考になる内容が多かったのではないでしょうか。
紹介した内容を参考にして不動産オークションサイトに関する知識を深めて下さい。
不動産オークションサイトはリガベルがおすすめ
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そういったトラブルを避けるためには不動産のプロを間に入れて、調査や交渉ごとにも対応してもらうことで心配やストレスを軽減できます。
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